ビジネス会計検定試験3級を受験した
タイトルにもあるとおり、ビジネス会計検定試験の3級を受験してきました。
ビジネス会計検定試験とは
本試験について簡単に説明すると、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」などといった財務諸表に関する基本的な会計ルールや表示内容についての理解と、それらを利用した企業の状況把握の能力を測る試験です。
よく日商簿記検定試験と比較される試験ですが、日商簿記検定試験が「財務諸表を作る能力」を測る試験であるのに対して、ビジネス会計検定試験は「財務諸表を読む能力」を測る試験です。いずれも公認会計士などとは違って業務独占資格ではありません。
受験した理由
業務独占資格でないのにも関わらず受験を申し込んだのは、教材を積ん読にしないためです。わざわざ受験料を払っている以上、勉強しないわけにはいきません。締め切り駆動開発の亜種と言えるでしょう。
使用した教材
教材には以下の2冊を利用しました。特に比較検討はしておらず、「公式(大阪商工会議所)が出してるんだからこれで良かろう」という気持ちで購入しました。私に合っている教材だったように思います。
難易度
私の勉強時間は10時間ちょっとです。ただ簿記3級まわりの知識を事前に少し持っていたので、それがなかったらさらに数時間伸びたと思います。
3級に限って言えば難易度は低く、合格率は63.01%(直近10回のマクロ平均)*1です。
自己採点
こちらのサイトで解答速報が公開されていましたので、自己採点に使わせていただきました。ありがとうございます。
以下が自己採点の結果です。
問題数:50問
正答数:47問
誤答数:3問
正答率:94%
合格基準:100点満点で70点以上
配点は非公開なので点数は計算できませんが、正答率からいって、記入ミスがない限り合格だと思います。
正解かどうか不安な問題が3問あったのですが、それらが全て誤答していました。しかも3問とも確実な2択にまでは絞れていたので割と運が悪いですね。
今後について
3級だとさわりの部分しか学べていない感があるので、引き続き2級の勉強をする予定です。といっても勉強しない可能性があるので、今回と同様、とりあえず申し込んでおきます。